Dウイルス

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階級的序列の概念があるウイルス。
共通事項として、彼等は定期的に生命の生き血を餌とする。また念を発することで指示を出したり、意思疎通、情報伝達をすることができる。ちなみに吸血鬼と混同されるが死者というわけではなく、生者がとあるウイルスに感染して適合または変貌したもの。その為、陽光や十字架、杭などでは死なない。

このウイルスは「Dウイルス(リンクス命名)」と呼ばれており、後に国連ではこのウイルスのDを「Devil」または「Dracula」の「D」としている。他のウイルスとは決定的に異なる特異的性質として、酵素ではなく血液を必要とする。感染した生物は、Dウイルスの上層階級の意志に従い、行動するようになる。また血液を必要とする為、Dウイルスの感染者は血液を欲して、上位Dウイルス保持者以外の生物を襲うようになる。基本的に下位クラスの感染力が高く、上位クラスのDウイルスは、ほとんど感染することがない。

 

ファルシュター(天使)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼノディアン。吸血や能力発動時に赤眼になる。下位のDウイルスの生成や、念波を発して仲間の場所を把握したり、指示を出すことが可能。適合するのが難しい為、失敗すると死に至る。
リンクス&シャノワールの幹部クラスがファルシュターに適合しており、彼等は天使名で呼ばれる。

ミカエル(燭台切光忠)
電気を操るエレクトリックフォース

ラファエル(????)
????フォース

ガブリエル(太鼓鐘貞宗)
渦潮や津波などを引き起こすマリンフォース

ウリエル(大倶利伽羅)
灼熱の炎を操るインフェルノフォース

サマエル(山姥切長義)
毒生物や猛毒を生成して操るヴェレーノフォース

ラグエル(????)
????フォース

 

アポストロス(使徒)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ファルシュターの従者的な存在。吸血や能力発動時に赤眼になる。こちらも適合率が低く、失敗すれば死に至る。

特異な面としてアポストロスのDウイルスは意思を持っており、適合者は「宿主」とも表される。
不動行光がこれに適合しており、悪魔または堕天使名で呼ばれている。

階級がある為、基本どのファルシュターにも従うが、そのアポストロスを生成したファルシュターを主人だと認識しており、その印となる紋章が、宿主の身に刻まれている。 このことから、リンクスではアザゼルやリリスのことをガブリエル傘下のアポストロスとしている。

アザゼル
宿主:不動行光
ガブリエルの前では「私」で、仲間に対しては「僕」、それ以外は「俺」と、一人称を場面や人物に応じて使い分けている。 仲間以外には排他的で、潜入中であるにも関わらず我を貫くことがあり、諫められることも。餌は使徒か天使からしか摂取したくないらしく、タブレットを所持している。

リリス
宿主:乱藤四郎
宿主に似て社交的で明るく、振る舞いや言動は女性的。一人称は「私」であるが、仲間以外がいる場面では基本「ボク」を使う。 部外者には冷たく、表面上は愛想笑いを浮かべているが「ガブリエル様の理想を邪魔する劣悪種」と思っており、接触は極力避けている。餌は成人までの青少年を好む。

ゼロエル
宿主:????
一人称は「俺」か「私」で、表面上は礼儀正しいが、言動は辛辣。主人である天使に対しても、その慇懃無礼な態度は変わらない。 仲間意識はあるようで、同じ使徒であるアザゼルとリリスは可愛い弟分だと思っている。餌には頓着しないようで、血を摂取できれば何でもいいと思っている。

ラミエル
宿主:????
敵味方問わず、序列や立場を意に介さないくだけた口調で話す。一人称は「オレ」で、天使が相手でも毅然とした態度で話し、決して「様」付けをすることはない。 食べたり昼寝をしたりゴロゴロするのが好きでマイペース、餌は極力特定の人物からしか取らない主義。

サガルト(司祭)
常時赤眼のゼノディアン。カラーコンタクトで赤眼を隠している。上層階級のDウイルス保持者に従い、ファナティカーを束ねる中間管理職。
自らの意思で動くことができ、シャノワールの構成員の殆どはサガルトである。
3日間に3回吸血することで対象をDウイルスに感染させることが可能。

ファナティカー(狂信者)

 

 

 

 

 

 

 

 

Dウイルス感染者の大半はこれ。全員同じ姿で、命令に忠実。しかし、自分で考えて動く知性が無いので統率者無くしては、ただの烏合の衆と化す。
Tウイルスのゾンビ枠で、集団で奇襲すると一般人からすれば脅威的なB.O.Wである。
貞曰く「かわいい奴ら みんな俺についてこい!」